【8/10相場概況】
ドル円は、135.04円で始まると、東京時間、仲値でゴトー日の買い観測から135.30円まで上昇。その後は、日経平均の下落や夏季休暇を控えた本邦輸出企業の売りで上値が抑えられた。欧州時間、米CPIを控え135円を挟み小動き。NY時間、7月米CPIは前年同月比で8.5%上昇と予想の8.7%上昇を下回り、約40年ぶりの伸びを記録した6月の9.1%上昇から鈍化。FRBの大幅利上げ観測が後退し、ドル円は132.02円まで急落。その後、エバンス米シカゴ連銀総裁やカシュカリ米ミネアポリス連銀総裁のタカ派発言などで米10年債利回りが上昇に転じると、ドル円に買戻しが入り132.88円でクローズをむかえた。
【8/11戦略】
米CPIの予想下振れから、米利上げペース鈍化懸念で急落。若干売られ過ぎな感じを受ける。
日足一目均衡表でみると、「三役好転」に向かいそうな流れが、雲の中に突入し、一転「三役好転」の流れになった。雲下限が131.67円となっているので、ここを攻めたあとの動きに注目したい。反発の動きが見えたら追随買い。下に滑るようなら様子見。