RSI(Relative Strength Index)は相対力指数といわれ、一定期間の変動幅を抜き出し、それが、「買われすぎ」か「売られすぎ」かを判断でする指標となります。
※一定期間とは一般的に、9、14、26などが用いられます。

ローソク足チャートの下部にるラインがRSI(9期間)です。数値は0%~100%の範囲で表示され、70%~100%の場合は「買われすぎ」、30%~0%の場合は「売られすぎ」と判断できます。
一般的な使い方は、「安くなったら買う」「高くなったら売る」という、逆張り(オシレーター)系と
言われています。

実戦での使い方

逆張り(オシレーター)系の手法を否定しているわけではありませんがRSIでの30%以下・70%以上は、あくまで、「売られすぎ」「買われすぎ」の判断なので、その数値たところが「売り場」「買い場」がイコールではありません。相場は過熱しやすいものなので、30%から20%方向や70%から80%方向に流れることがよくあります。なので、仕掛けどころはもう一段上のレベル、もしくは30%が40%へ向かい始めたところでの「買い」、もしくは70%か60%へ向かい始めたところでの「売り」の方が、トレードの精度が上がると思います。

インディケーターは、通貨ペア・時間軸・時間帯・使う人などで成果が変わる事がよくあります。成功体験を積み上げることが重要だともいますので、相性の良いインディケーターを使うことをお勧めします。

By 遠藤 寿保

98年日本初のFX開始からFX業界に携わる(日本のFX業界で一番古い。業界の歴史や相場など色々経験)。 ひまわり証券→FXZERO→GMO外貨(CyberAgent/Yahoo/GMO)→てらす証券アドバイザーズ助言部。 日経新聞やロイターなどメディアの取材・掲載多数。 【職歴】 ひまわり証券 FXZERO役員 外貨ex bvGMO(サイバーエージェント・ヤフー・GMO) てらす証券アドバイザーズ 【活動】 2007年~2017年  FX月刊誌の連載コラム執筆 2013年5月~2018年3月 ヤフーファイナンスの株価予想寄稿 2014年7月~2022年5月 ストックボイス7「FXフォーカス」毎週水曜出演(東京 MXTV) 2018年5月~Twitterマーケット解説配信 日経新聞・日経クイック・ロイターなど、取材多数

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